転点notes

machiwalk.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

街あるき
by ponton1102
プロフィールを見る
Twitter
カテゴリ
全体
花街・遊廓・歓楽街
ところどころ
沖縄ストリート漫遊
京都ストリート漫遊
食べ(た)もの
標札シリーズ
石に刻まれた花街
加藤藤吉
人文地理学
その他
以前の記事
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
more...
記事ランキング
  • 金津遊廓の花魁道中 おぉぉ、これは珍しき金津...

  • ウォーターフロントの花街 大森海岸  沖はトントン遠浅 ...

  • エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』 人文地理学的 これだけ...

  • 「とりとも」(木屋町三条上ル西)で買い物 近代都市としての京都の景...

  • レルフ『場所の現象学 没場所性を越えて』 人文地理学的 これだけ...

  • サイード『オリエンタリズム』 人文地理学的 これだけ...

  • 平野神社の西参道 これは昭和初期に撮影...

  • ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』 人文地理学的 これだけ...

  • フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』 人文地理学的 これだけ...

  • 京都の「酒場」考 高田宏『編集者放浪記』(...

LINKS
加藤政洋website
twitter
検索
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項

高野川左岸を歩く

f0232783_182636.jpg
時おり小雪舞う高野川左岸を歩いてきました。

叡山電鉄沿線には、かつて鐘紡の紡績工場が立地し(高野の南西部)、北大路を挟んだその北側には(疏水の支流よりも北)、同社の社宅が建ち並んでいました。

その跡地の一部は、障害者スポーツセンターになっています。

さらにその北側には、高野川寮の建ち並ぶ高野泉町が位置しています。

写真はその跡地に建つアパートが取り壊されている様子。

すぐれて近代的な住宅景観がこの地には示差的に展開していたわけですが、高野川とほぼ並行してはしる大原道は街道的な性格が強く、鯰料理で著名な十一屋さんなどに代表される、たいへん立派な町家を目にすることができます。




f0232783_18102353.jpg

高浜虚子が漱石を誘ってたずねてことで知られる平八茶屋の手前には、なんと茅葺の(今は屋根をかぶせていますが)家屋もみられました。

さて、少しもどり、大原道から東へはずれ、叡電の線路を超えると、そこはかつての営団住宅地。
これまたすぐれてモダーンな住空間がどどんと創出された場所ということになります。

今日は白川通りを超えて、名も知らない小さな川沿いに北上、そして中林の住宅地も見学。

もちろん建物はリニューアルされつづけていますが、区画割りには70年前の開発をしのぶことができます。

高野川の対岸とはあまりに対照的なこの景観については、いずれまた何らかのかたちで考えてみたいと思います。

ラーメン屋さんも多いから、フィールドとしては最適・・・ふふ。
f0232783_18181075.jpg

by ponton1102 | 2012-02-27 18:18 | ところどころ | Comments(0)


<< 松浦楼(神戸・福原遊廓)へご案... 物見遊山・番外編(そば二杯) >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください

外部サイトRSS追加

URL :
※対応しているRSSフィードのURLをご入力ください。

RSSフィード詳細